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1998


NO.8 ペンギンノイズ / タイムリミット  (マキシシングル) REC&MIX(1998.冬) TOSHIBA EMI

 

僕にとってメジャーの初仕事は、ペンギンノイズの名曲タイムリミットとなりました。

ベーシックはフリーダム、ダビングはパワーハウス、TDはスタジオテラ。普段は機材の少ないスタジオが多かったので、

選べるほどのマイクと機材にご機嫌でした。FAIRCHILDの670を使ったのもこの時がはじめてで、かなり感動しました。



NO.9 SHORTCUT MIFFY / Drifter  (ミニアルバム) MIX(1998.春) UNDER FLOWER

2年振りの感動の再会!?(僕だけが感動してたのかも(笑)。)というのも、前のGLHSのオムニバスの時は彼らと二日間しか

いっしょに仕事をしていなかったので、まさか僕のことを覚えていてくれたなんて、、、こんなに嬉しいことはないでしょう。

5曲をMIXするだけでしたが、かなり気合いが入りました。スタジオはライトスタジオ。

この作品から、VS1680でマスタリングまで試し始めたのでした。最終的にはそれが採用されたらしいです。

この時、アンダーフラワーの田中社長と初めて出会い、このあとも縁は続くのでありました。


NO.10 ペンギンノイズ / Thank you  (マキシシングル)REC&MIX(1998.春) TOSHIBA EMI

 

シングル曲はプロデューサーにサロンミュージックの吉田 仁さんを迎えて、ドキドキワクワクのプログラムとなりました。

スタジオは仁さん指定の青葉台スタジオ。コンソールはSSLのGシリーズであまり使い慣れてない卓でしたが、

アシスタントエンジニアの方がとても優秀だったのでとても良いモノができました。

このレコーディングをきっかけに、録りはNEVE、TDはSSLがいいと思うようになりました。


NO.11 ペンギンノイズ / ジェットラグ  (アルバム) REC&MIX(1998.夏) TOSHIBA EMI
 

この作品がフレーミング・リップスやデイブ・フリッドマンに出会うきっかけとなったのですが、とにかくバラエティーに富んだアルバム。

プロデューサーも3人参加していて、いろんなペンギンノイズが楽しめる感じ。デイブ・フリッドマンのエンジニアリングもとても勉強になりました。


 

NO.13 THE PRIMROSE / ELECTRIC HEAVEN  (アルバム) REC&MIX(1998.秋) GOD'S POP RECORDS

 

このアルバムに収録されている曲は、プリムローズがUKでレコーディングしてきたものと日本で録音したものがあり、

 日本で録ったモノは代々木のSTEP WAY STUDIOでREC&MIX。あとは、UKでRECしたうち何曲かを僕がROLANDのVS1680でMIXし直して収録しています。

もうレーベルに予算がないということでスタジオ代のかからないVS1680を使ったのですが、1曲目のパウンディングなんかは

うまくドラムのアンビエントを引き出せて、自分でもびっくり!最高のドラムサウンドになっています。「VSもバカにできない」とこの時は痛感しました。

これをきっかけに、予算が少ないインディーズなどの作品はVSでMIXしても十分いけると思うようになりました。


NO.12 THE CRUCIALS / Road to Nowhere  (アルバム) MIX(1998.秋) UNDER FLOWER

 

以前shortcut miffy!でお会いしたアンダーフラワーの田中社長から初の依頼だったので、感激!感動!感涙!

「喜んでやります!!」と言ったものの、ライブを観たことがないバンドをMIXするのは初めてだったので、この時はかなり緊張しました。

(僕は「レコーディングに入る前に必ずそのバンドのライブを観る」というのを鉄則にしています。)

そしてドラムのタケちゃんがスキンヘッドだったので、また緊張(汗)。でも、みんな見た目よりはフレンドリーな人たちでした。

スタジオはGOK SOUNDとライトスタジオ。


NO.14 チロリアンテープ / ジャパニーズ・スタンダード 5 (ミニアルバム) MIX(1998.秋) UNDER FLOWER

ヨシノモモコさん率いるチロリアンテープ。この作品も田中社長からの依頼でした。スタジオは、このころ定番のライトスタジオ。

4曲ほどMIX。ほとんどのトラックをヘッドアンプで歪ませてしまいました。

これは秘話ですが、このアルバムには「ハクション大魔王のテーマ」も収録される予定でMIXまでやったのですが、

著作権的に許可が降りず未収録となってしまいました。音はとってもおもしろかったのに残念!

後の曲も全部カバーで、その中にFOURTEEN CHORDSというバンドの曲もありました。

この時はまだ存在を知らなかったのですが、このあと彼らとも出会います。



NO.15 VA/FACTORY CD ( スーパースナッツ, 宮尾すすむと日本の社長たち) REC&MIX(1998.秋)   TRIAD

 

 


NO.16 MSQS/ ストロベリータイム (シングル)REC&MIX(1998.冬)   BMG ジャパン

 

プリムローズの松井さんがプロデュースということで、松井さんからエンジニアの依頼がきました(喜)。

MSQSは大のプリムローズ・ファン。プリムローズのような音にしたいということで、

スタジオは今は亡きエコーハウス!僕はこのスタジオのドラムの鳴りが大好きで、ここを選びました。

MIXは大久保のフリーダムスタジオにしました。途中、アシスタントエンジニアの人と息が合わず大変でしたが、

メジャーの8cmシングルは、なぜか(?)気合いが入りました(笑)。



NO.17 ノーナ リーヴス / アニメーション  (アルバム)M-6 CALIB REC&MIX(1998.秋) ワーナーミュージックジャパン

 

ギターポップな曲をやるということで、アンダーフラワーの田中社長からお呼びがかかりました。

スタジオはワーナーの西麻布のスタジオ。VOのゴウタくんとは、ノーナができるまえにピールアウトの打ち上げの時に

はじめて知り合いました。その時は、ただ単に「無茶苦茶おもしろい人だな」と思っていたのですが(あとで聞いたら相当酔っていたらしい)

彼らとスタジオに入ってびっくり。彼らの才能とアイデアの多さに圧倒されました。特にゴウタくんの声とアドリブのうまさに感動!

MIXははじめてのSSL-9000Jということで少々時間がかかりましたが、アシスタントの大村氏に助けてもらい何とか終了!

すごく勉強になったプログラムでした。


 

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